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令和2年「初市」が1月5日、公設鹿島地方卸売市場で行われました。初セリには神栖市の石田市長をはじめ市場関係者らおよそ100人が出席し、3本締めで今年1年の商売繁盛を願いました。

初市 社長挨拶

皆さん、新年明けましておめでとうございます。本日は、朝早くから、また、お寒い中、大変ご苦労様でございます。一言、初市のご挨拶を申し上げます。令和2年、新春恒例の初市を、穏やかな天候のもとで、このように皆さまとご一緒に迎えることをお喜び申し上げます。昨年を顧みますと、元号が平成から令和へと改まりました。又、台風や大雨による予期せぬ被害、消費税増税による軽減税率の対応と、皆さまには何かとご苦労があった事と思われます。さて、今年を展望致しますと、6月には改正卸売市場法が施行され、7月には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。鹿嶋市でもサッカー競技が行われ、海外からの訪日客が押し寄せると予想されています。農業算出額が第3位である茨城県の魅力を国内外に発信する絶好の機会であると考えられます。昨今の卸売市場を取り巻く環境は、流通の多様化、農業従事者の減少と、依然として厳しい状況が続いておりますが、市民の皆さまに新鮮で安全・安心な青果物を、安定的かつ効率的に供給するという卸売会社をしての役割を、役職員一丸をなって果たしてまいる所存でございます。結びに、皆さまの商売繁盛とご健勝を心からご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。